膝の痛み(変形性膝関節症)

痛み 2018/11/13

膝の痛み(変形性膝関節症)

膝について

膝は体の中でも特に負担のかかりやすい関節で、立っているだけで体重の約1.1倍、歩行時には約2.6倍、階段を降りる時ではなんと約3.5倍の負担がかかると言われています。

それだけの負担がかかる膝には、クッションの役割を持つ軟骨(半月板)や関節の滑りを良くする軟骨(硝子軟骨)があります。

変形性膝関節症とは?

半月板・硝子軟骨は消耗品なので、何回も繰り返し使われることで摩耗していきます。

その結果関節の動きが不安定となり、関節同士がぶつかることで変形性膝関節症になります。

特に内側での変形が多く、症状が進行することでO脚になります。

男女比では圧倒的に女性が多く、男性に比べ1.5倍~2倍もの割合を占めています。

どんな症状があるの?

・膝の痛み

初期:動き始めや階段を降りる時、正座をした時やしゃがみこんだ時など、膝に対しての負荷が大きい運動や最終可動域での痛みが発生します。

中期:歩行時や軽度な屈伸運動でも痛みが発生し、日常生活に支障をきたします。

末期:安静にしていても痛みがとれず、膝をまっすぐにして立つことが困難になります。

・腫れ

特に内側の関節がぶつかり合う事により変形が生じていきます。

悪化していくと変形が強くなり関節が肥大化していきます。

又、関節内部で炎症が起こることで膝周辺に水が溜まります。

変形はなぜ起きるの?

1.加齢ー加齢に伴い軟骨に含まれる水分量が低下し、摩擦が大きくなる事で減りやすくなるため起こる。

2.肥満ー体重が増えることで、膝にかかる負担が常に大きくなるため起こる。

3.筋肉減少ー筋肉による支持が低下し関節(軟骨)への負担が増えるため起こる。

4.姿勢ー姿勢不良によって、膝関節による負荷の増加により起こる。

以上の4つが主な原因となります。

予防・治療法は?

膝の痛みを減らしていく上で重要になるのが筋肉です!!

筋肉が少なくなることで関節にかかる負担が大きくなり、柔軟性が低下することにより膝関節の動きが悪くなります。

また荷重関節*は、姿勢の影響を最も受けやすい関節でもあり、筋力低下によっても姿勢不良が起こります。

筋肉をつけるのにはある程度負荷をかけたトレーニングを行う必要があります。

まずは軽い運動でもいいので、今ある筋肉を落ちない様にいい状態に保つことが大切です!

*股関節、膝関節、足関節のことを言い、体重を支える関節。

くりの木接骨院にお任せください!

接骨院での治療はもちろんですが、

自宅で出来るストレッチ・運動・トレーニングを患者様一人一人に合わせて計画していきます。

ヒアルロン酸などで治療を長期にわたって行われており、痛みや症状に変化がない方は要注意です!!

痛みの原因をしっかり特定して、それに合った治療を行うようにしましょう。

他の整形外科・接骨院・整体で痛みが取れずに困っている方、

是非一度くりの木接骨院へお越しください!!