捻挫

痛み 2017/12/08

捻挫

捻挫という言葉よく耳にしますよね。

スポーツをしている人には特に耳なじみのある言葉じゃないでしょうか?

しかし、捻挫はスポーツ中だけではなく、日常生活でも起こりうる身近な怪我なんです。

足首をくじいた時に起こり、耐えがたい痛みに襲われる捻挫についてお話しします!

捻挫って何!?

身近な怪我である捻挫ですが、そもそも捻挫ってどんな状態のこをいうのでしょうか?

捻挫とは、関節に過剰な力が加わることで、靱帯(じんたい)や関節包の組織が伸びたり切れたりする外傷のことです!

簡単にいうと、不自然な形にひねることで関節の靱帯や腱、軟骨などが傷つく怪我のことです。

関節部分の血管が傷つくと、内出血が起こり、腫れがともなうこともあります!

例えば、スポーツをしていてジャンプして着地するときや、

女性でしたらハイヒールで歩いている時に足首を内側にひねってしまうと

捻挫が起こりやすいです!

人間の身体の構造上、捻挫が一番起こりやすいのは、足関節です!

しかし、捻挫は、足関節だけでなく、身体にある関節全てで起こりうる外傷です。

バスケットボールなどでよく起こる突き指も捻挫の一種ですね。

関節全てで起こる外傷になるので、

スポーツしていないから、ハイヒールを履いて歩かないからと言って無縁なわけではないんですよ。

捻挫したらどうするの?

 

私たちの身近で起こる捻挫ですが、もし、捻挫してしまった場合どう対処すればいいのでしょうか?

捻挫は、靭帯の損傷具合によって3つのレベルに分類されます。

1度・・・痛みも腫れも軽く、靱帯が一時的に伸びている程度

2度・・・靱帯の一部が切れている状態

3度・・・靱帯が完全に切れていて(靱帯断裂)、関節が不安定な状態

第一三共ヘルスケア|捻挫の原因より引用)

痛みや腫れがある場合は、自己診断せずにすぐに医療機関を受診することが肝心です!

捻挫したら行うべきRICE(ライス)処置!

捻挫を起こした直後は、できるだけ早く応急処置をすることが肝心です!

起こったときに慌てないよう、RICE処置を覚えておくと便利です。

R=REST(安静)

:痛む場所を動かさず、なるべく安静に過ごしましょう。弾性包帯やテープなどで患部を固定することもあります。

I=ICE(冷やす)

:氷や冷水、冷感シップなどで患部を冷やします。ただし、氷などを直接、長い時間皮膚にあてたままにしておくと、しもやけになることがあるため、必ずビニール袋などに入れた上からタオルや布などでくるんであてましょう。

C=COMPRESSION(圧迫)

:腫れがひどい場合は、内出血が多いことが考えられるため、抑えるために包帯などで軽く圧迫します。ただし、長時間強く圧迫しすぎると血液循環が悪くなってしまうため、あまり強く圧迫しすぎず、数時間ごとに巻き替えましょう。

E=ELEVATION(挙上)

:腫れや内出血、うっ血などを防ぐために、患部を心臓より高い位置に挙げておきます。足の場合は横になってクッションなどに足を乗せておくといいでしょう。

捻挫を予防しよう!

捻挫で、一度靭帯が損傷を受けると、靱帯が再び伸びやすくなると言われています。

その為、捻挫は、再発しやすい外傷です。

捻挫が癖にならないために最も大切なことは初期の固定と、

その後の適切な処置を行わなかってことで再発は起こります!

一度再発が起きしまうと、元通りに戻すことは困難になります。

そのようにならない為に、しっかり予防策を考えましょう!

運動の前にはしっかりと準備運動を!

スポーツ中に起こりやすい代表的な外傷は、捻挫です!

急に体を動かすと、足首の動きと身体の動きが噛み合わず捻挫を引き起こしやすいです。

運動前にはしっかりと手首、足首を回したり、入念なストレッチを行いましょう!

安定感のある靴を履きましょう!

女性の場合、ハイヒールを履いて歩いている時に捻挫を起こしやすいです!

ヒールが低く安定した靴を履くことで捻挫は予防できます。

捻挫してしまった場合は・・・

どれだけ予防していても、完全捻挫を防ぐことはできませんよね。

もし、捻挫になってしまったら、くりの木接骨院へお越しください!

前述した通り、捻挫は再発しやすく、初期治療が重要になります。

くりの木接骨院では、最新の電気治療を行うことができます!

痛みを我慢せずに、早期回復を目指しましょう!!