成長痛

痛み 2017/12/08

子どもを苦しめる『成長痛』

『成長痛』という言葉をご存知ですか?

成長痛とは、3~6歳の子どもに多く起こりやすい症状です。

日中は元気に遊んでいるのに、夕方から夜にかけて

『足が痛い!!』と膝などの痛みを訴えたりします。

しかし、翌朝には、痛みが消え、検査をしてもどこにも異常がない。

そんな場合に、『成長痛』と診断されます。

成長痛の原因は?

 

成長痛は、脚の急激な成長の過程によって多く見られるので、『成長痛』という名前がついているので、

骨が成長するために生じる痛みと思われがちですが、実は、骨の成長とは無関係です。

骨の成長は、子どもが成長するうえで誰もが通る過程ですよね。

成長痛は、全員に出る症状ではないので、成長そのものが直接の痛みの原因とは考えられません。

では、何故成長痛は起こるのでしょうか?

子どもは、筋肉や骨・関節が未完成なのに、非常に活発に動きます。

そのため疲れがたまって痛みの原因となると考えられています。

また、昼間の遊び疲れに加えて、親や周囲の人に構ってもらいたい気持ちの表現とも言われており、

精神的な要因もあると考えられています。

家庭や学校生活での生活環境の変化や心理的ストレスなども関係してくるので、

日頃のお子さんの様子をしっかり観察し、気長に付き合っていってください。

その痛み本当に成長痛??

成長痛であれば、特に治療は必要なく、痛がる箇所をさすってあげたり、温めてあげることで症状がよくなる場合もあります。

また、骨が成長する中で骨に付随している筋肉の影響で痛みが出ている場合があり、

その場合は筋肉が原因なので、取れる痛みになりますので一度くりの木接骨院にご相談ください!!

成長痛は、3~6歳の子どもに多く起こる症状と言いましたよね?

しかし、思春期の子どもにも多く起こりやすいのです!

思春期は、急激に身長が伸びたり、成長する時期でもあり、部活動等にも力を入れている時期ですよね。

このような時期にも、膝や足首などの痛みを訴えやすいです!

身長が急に伸びたから成長痛かな?

と思って何も治療しないと、のちのち大変なことになるかもしれません!!

その痛み本当に成長痛ですか?

成長痛であれば、安静にしていれば治っていきますが、

安静にしても痛みが続く場合は、注意が必要です!!

もしかしたら、違う病気かもしれません。

成長痛と間違われやすい病気

オスグッド病

成長痛と間違われやすい病気と言われるのが『オスグッド病』です。

オスグッド病とは、10~15歳の成長期の子供に起こりやすいスポーツ障害です。

10~15歳くらいで、スポーツに熱中している子どもが脚の痛みを訴えた場合は、

オスグッド病の疑いがあります!

男子に発生しやすく、オスグッド病の場合、成長痛のように安静にしていても痛みが消えることはありません!

オスグッド病では、「脛骨結節」とよばれる、膝のお皿の下のでっぱった骨が、さらに突出します。

オスグッド病は、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)から膝のお皿を介してつながるスネの骨(脛骨)の軟骨がはがれることで起こります。

その原因は、スポーツのしすぎなどで骨や筋肉を過度に使用し、軟骨が炎症を起こしてしまうことがほとんどです。

サッカー、バスケットボール、バレーボールなど

跳ぶ、ボールを蹴るといった動作を繰り返すスポーツをしている人に起こりやすくなります。

膝の曲げ伸ばしを繰り返すことで骨に負担がかかり、軟骨がはがれてしまうのです。

上記の種目でなくても、

身長の伸びが大きい成長期に、スポーツの練習や試合などで忙しくなると、誰にでも起こる可能性があります。

痛みが出たらくりの木へ

このように、子どもの成長過程では、痛みが出てくる場合があります。

痛がる子どもの姿を見るのは辛いですよね!

「成長痛」の痛みは安静にしないと取れないと思われていませんか?

実は、その場で痛みがなくなることはよくあることです。

くりの木接骨院では、痛みの原因をしっかりと見極め、

その痛みやその人に合った治療やストレッチ方法をご提案します!!

痛みでお悩みの方は、是非一度くりの木接骨院にご相談ください!!